はじめに
小さい頃からそれなりに文房具が好きでした。
ミルキーペンやマーブルインクのペンに心躍った小学生の頃。そして、小6か中1の時に発売された、ぺんてるさんの絹物語。日本の伝統色を覚えられたのは、このペンのお陰でした。父親にねだって20色全部買って貰ったのも今となっては良い思い出です。
(余談ですが、この頃からしっかり物事を確認しない性格の片鱗が見え隠れしていたので、全20色って書いてあるのに21本買っていて1色ダブっていました。)
今でもそれなりに文房具が大好きです。
文房具店を端から端まで見るのが、日々の癒やしです。
でも嬉しいことに、どんどん新しいモノが発売されて、どんどん”推し”文房具が増えていくにつれて、昔あんなに魅了されていたモノの記憶が薄れていく……柄にもなく、そんな悲しさを抱え始めている今日この頃です。
私が忘れっぽいのが悪いのですが、上で書いた絹物語について久々に調べていたら(当時はインターネットという概念が私にはなかった…)、1997年発売の、同じくぺんてるさんのピアニッシモを見つけてしまい、懐かしさに涙が溢れてきました。
あんなに大好きで全色集めて(昔から全色集めてるな、私。97年だぞ。)、透明ボディにスケルトンのピンクやブルーのカラーがキラキラ輝いて見えてるほど、可愛く美しいあのシャープペンの虜になっていたというのに…。
私は重い女なので、
大好きなモノをいつまでも忘れたくない。
だったら、自分の備忘録代わりに文章をしたためておこう。と、安直に考え、このブログを立ち上げました。
………ところで、備忘録なんですね。
ずっと忘備録だと思っていました。知識レベルが1あがった。